ハム移籍の金子 願ったりの起用プランで高まるメジャー熱

公開日: 更新日:

「ルーキーの気持ちをもって、北海道のために一生懸命がんばりたい」

 去る10日、オリックスを自由契約となり、日本ハムへ移籍する金子千尋(35)が札幌市内のホテルで入団会見を行った。来季から登録名を「金子弌大」に変更し、背番号はオリックス時代と同じ「19」に決定。今季6億円だった年俸は、1.5億円プラス出来高の1年契約と大幅に減ったが、オリックスの提示が1億円だったことを考えれば御の字だろう。

 2014年に沢村賞を獲得した細身の右腕は今季、17試合登板で4勝7敗、防御率3.87にとどまったものの、まだまだやれるとの声は少なくない。

「札幌ドームのマウンドは比較的、硬くて傾斜がある。京セラドームと形状が似ており、違和感なくやれるのではないか」とは、日本ハムOBだ。

 役割については金子本人がオリックスに要望していたように、「先発にこだわりはない」と話した。

「今季は8月に首から背中にかけての張りで離脱して以降、実戦から離れている。プロ入り当初は中継ぎ経験があるし、ショートイニングで登板しながら段階的に状態を上げ、先発に復帰したい意向もあるようです」(前出のOB)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?