日ハムと巨人では“雲泥の差” 注目2球団補強の中身と狙い

公開日: 更新日:

 このオフ、珍しく補強に積極的なのが日本ハムだ。

 4日は、オリックスを自由契約になった金子千尋(35)との契約が合意に達したと発表した。

 金子は2014年に沢村賞を獲得した右腕。オリックスとの4年契約が切れたこのオフ、年俸6億円から5億円減の提示を受けて、自由契約になることを選択していた。

 日本ハムの条件は年俸1億円程度の1年契約ながら、手厚い出来高払いが付くらしい。

 この金子に加え、台湾球界の三冠王・ラミゴの王柏融外野手(25)との契約も大筋で合意に達しているという。11月20日に王の優先交渉権を獲得し、ここまで交渉を続けていた。

■金子は次世代が育つまでのつなぎ

 日本ハムといえば「ドラフト」と「育成」がチームの基本方針。入札制度(ポスティングシステム)でダルビッシュ、大谷をメジャーに送り出しただけでなく、糸井(阪神)や大野奨(中日)らの主力を次々とトレードやFAで放出。あえてポジションに穴をあけ、そこに生え抜きの若手を抜擢することによって新陳代謝を図る。そうやって今年までの13年間で、リーグ優勝5回(日本一2回)、Bクラスは3回だけと一定の強さを維持してきた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情