日ハム入り王柏融 17年台湾「三冠王」最強打者の“真贋”

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「素晴らしいパフォーマンスをお見せしたい」

 日本ハムの新助っ人・王柏融(25=台湾・ラミゴ)が21日、札幌ドームで入団会見。意気込みを語った。

 17年に打率.407、31本塁打、101打点で三冠王を獲得した台湾の最強打者は、来日1年目から大車輪の働きが期待されている。

「バットコントロールが巧みで、中堅方向中心に広角に打てる。日本でも大きな武器になるが、課題もあるでしょう」とは、台湾で王を視察したある球団の編成担当。

「台湾は打者有利で、お世辞にも投手力、守備力が高いとはいえない。今季のチーム防御率は1位のラミゴでさえ、4.64。最下位の中信兄弟に至っては5.52です。打率4割は、相手投手に助けられていた部分もある。日本での課題はストレートへの対応でしょう。日本は150キロ超のストレートを投げる投手が山ほどいるし、ボールのキレも違う。特に高めのストレートに対して、若干差し込まれる傾向がありますからね」

 潜在能力の高さは誰しも認めるところ。昨年2月、台湾選抜として出場した侍ジャパンとの壮行試合では、楽天の則本からバックスクリーン直撃の本塁打を放つなど3打数3安打と、適応力を見せた。まずはお手並み拝見だ。

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