46人中トップ10は1人 日本男子ツアーの“地盤沈下”が明白に

公開日: 更新日:

「日本にツアー制度が発足した1973年前後は国内に試合が少なく、オフになるとアジアサーキットと呼ばれた東南アジア各国のナショナルオープンに有力選手が挑戦した。不慣れなコース設定に戸惑いながらも腕を磨いて強くなっていった。その後、尾崎将司青木功らの活躍で国内試合数が増えて賞金額が充実すると、日本人選手はアジアの大会に目を向けなくなった。一方で、アジアンツアーは欧州ツアーとの共催大会を増やして、コース設定を世界基準にしてレベルを上げていったわけです。日本人選手はわざわざ海外まで出かけなくても、国内で十分に稼げるため技術も劣り、どんどん世界から取り残されていったというのが実情です」

 共催大会の成績を見れば、日本ツアーがグローバル化に取り残された実態がよくわかる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    「立花一派」の一網打尽が司法の意志…広がる捜査の手に内部情報漏した兵庫県議2人も戦々恐々

  3. 3

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  4. 4

    「ロイヤルファミリー」視聴率回復は《目黒蓮効果》説に異論も…ハリウッドデビューする“めめ”に足りないもの

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  2. 7

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  3. 8

    元プロ野球投手の一場靖弘さん 裏金問題ドン底を経ての今

  4. 9

    米中が手を組み日本は「蚊帳の外」…切れ始めた「高市女性初首相」の賞味期限

  5. 10

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層