報道陣にも禁煙指令…G原監督の異様テンションに周囲恐々

公開日: 更新日:

 巨人原辰徳監督(60)が31日、春季キャンプ地の宮崎に入った。到着した宮崎空港で行われた歓迎セレモニーで、「大歓迎ありがとうございます!」と声を張り上げた指揮官。3度目の就任となったこのオフは、編成も含めた「全権監督」としてFAの丸、炭谷を筆頭に岩隈、中島、新外国人のビヤヌエバ、クックを獲得し、他球団が「金満復活」と揶揄する大型補強を敢行した。

 球団内からも、そのやりたい放題を危惧する声が上がる中、当の本人はこの日も異常なまでのハイテンションだ。宮崎神宮を参拝後、「私も含めて新戦力。僕自身も非常にフレッシュな感じでいる。デイ・バイ・デイ、一日一日を積み上げながら、チームを引っ張るメンバーが何人揃うか」と独特の“原語”を交えて力説。早朝の羽田空港では、前日に谷岡が一軍から三軍スタートに変更になったことを受け、「いい直球と落差のあるフォークがあるのになあ……」とした上で、「サラリーマンの世界ならクビだよな。ま、クビってことはないかもしれないけど、プロ野球選手の故障は職場放棄だから。仕事ができる、できない以前の問題。秋のキャンプでも、そう言ったんだけど」とキャンプイン直前に離脱した期待の若手をバッサリである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし