ソフト千賀に改めて聞く ポスティングで米行き直訴の真意

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 チームではかつて、左腕の和田が「ポスティング第1号になるのでは」という見方があった。しかし、和田は結局、海外FA権を行使して11年オフにオリオールズ入り。大卒入団の左腕は当時すでに31歳になっており、移籍1年目のキャンプ中に左ヒジを故障した。和田がメジャーのマウンドに立てたのはカブス移籍後の14年。メジャー通算21試合で5勝5敗という寂しい数字しか残せず、15年オフに古巣に戻ってきた。海外FAは取得に最短でも9年かかり、選手によっては旬を過ぎている可能性もあるのだ。

 千賀は球団との会談内容は伏せるものの、「球団からは『気持ちはよく分かった』という言葉をいただいた。まずは気持ちや選手の現状を伝えられたことが大きかった」と振り返る。今オフ、夢はかなうか。

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