西武秋山に聞く 2年連続「3割20本80打点」でも不満の真意

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 日刊ゲンダイの質問に、怪訝な表情を見せた。今オフのメジャー挑戦がささやかれている西武の秋山。2015年から4年連続フルイニング出場中で、球界屈指のリードオフマンとの評価も高い。特筆すべきは、その安定性だ。17年は185安打を放ち、25本塁打、89打点、打率.322、106得点。昨季もほとんど同じ数字を残しており、195安打、24本塁打、82打点、打率.323、107得点だった。安打数以外は、鏡写しのような成績だ。

 ◇  ◇  ◇

 ――ここ2年間は、成績が非常に安定している。

「安定……してますかね?本当に安定していると思います?」

 ――と言うと。

「自分の中では、もっと伸ばせる数字があったんじゃないかと思っています。例えば、なんで3割5分打てなかったのか、とか(15年は打率.359)……」

 ―――まだまだ物足りない、と?

「仮に、打率.280、10本塁打、60打点を2年続けた選手がいるとします。この数字って、安定していますか?」

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