若手に喝! ソフトBの打撃職人が語るプロ哲学と“長谷川流”

公開日: 更新日:

 ――8カゴだと1040球!

「……何もやらなくてもいい結果が出るのが理想なんですけどね。そうはいかないじゃないですか。結果を出すためには、何をするかを考えないと。それがたとえ結果に結びつかなくても、取り組む過程で得られるものもある」

 ――失敗から学ぶこともある、と。

「そうですね。失敗したら、じゃあ次はどんな練習をしようかと考える。これは日々の積み重ね。僕は若いときから、こうやってきましたから」

■「未来をつくれるのにもったいない」

 ――そんな長谷川選手の目からすると、今の若手は物足りない。

「(少し考えて)なんか……もったいない気がして……。野球選手なら誰でもいつかは戦力外になります。そのとき、いったいどう思うのか。やりきったと思えるのか、それとも後悔するのか。今の若手を見る限り、その時になって『もう少しやっておけばよかった』と思うだろうなという練習しかしてないんです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景