FAハーパーに13年間で年平均28億円を払うフィリーズの計算

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 米スポーツ史上、最高総額の大型契約だそうだ。

 ブライス・ハーパー外野手(26=ナショナルズからFA)が28日(日本時間1日)、フィリーズと13年総額3億3000万ドル(約367億円)で契約合意したと複数の米メディアが報じた。

 ハーパーは2010年のドラフト全体1位指名でナショナルズに入団。メジャーデビューした12年にはナ・リーグの新人王を獲得。15年にはMVPと本塁打王を獲得したスラッガーで、FA市場の目玉だった。

 金額もさることながら、驚くべきは13年という契約年数ではないか。フィリーズはハーパーが39歳になるシーズンまで年平均約28億円もの金額を払い続けることになるからだ。

 しかし、今回の大型契約の裏には、フィリーズなりの計算が働いているという。

 ハーパーの相場は年40億円といわれていた。年平均40億円なら、実質的には9年契約。9年目は野手の評価がガクンと下がる境界線といわれる35歳になるシーズンだから、ある意味、妥当な金額なのだ。

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