手術5度の大打者も 日ハム清宮「右手首骨折」の深刻度

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 重傷だった。

 4日、日本ハム清宮幸太郎(19)が東京都内で右手首の精密検査を受けた結果、右手有鉤骨骨折が判明。全治は現時点では不明だが、手術も視野に入れているという。

 清宮は3日のDeNA戦の九回、三嶋が投じた外角変化球をファウルした際に苦悶の表情を浮かべ、そのままベンチに下がっていた。侍ジャパンのメンバーとして日本代表入りしていた9、10日のメキシコとの強化試合の辞退はもちろん、開幕一軍も絶望的。しばらくはリハビリ生活を強いられることになる。

 今回の故障について、メディカルトリート代々木治療室院長でスポーツ障害が専門の若月順氏はこう解説する。

「小指の付け根部分の出っ張った骨が有鉤骨。手のひら、手首に何度も強い衝撃がかかることで、結果的に骨折に至るケースが多い。清宮選手は、今年からバットのグリップエンドの部分を太く改良したと聞いた。スイングをする際に接触する機会が増え、これまで以上に負担がかかったと思われます」

原辰徳は骨折後に打撃成績ダウン

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