著者のコラム一覧
帖佐寛章日本陸連顧問

1930年6月、東京都生まれ。東京教育大(現・筑波大)で日本選手権800メートル、1500メートル優勝。箱根駅伝出場。引退後は順天堂大陸上部監督として箱根駅伝優勝。数々のトップアスリートを育てた。五輪監督、日本選手団副団長、神戸ユニバーシアード日本選手団長、日本陸上競技連盟強化委員長、専務理事、副会長をはじめ、日本体育協会副会長、国民体育大会委員長、国際マラソン・ロードレース協会会長などを歴任。現在は日本陸連顧問、順大スポーツ健康科学部名誉教授。

国体開会式で天皇皇后両陛下の案内役が演じた“失態”の数々

公開日: 更新日:
天皇皇后両陛下に陸上競技について説明する筆者(左)/(提供写真)

 天皇皇后両陛下が国民体育大会(国体)の総合開会式に臨席されるようになったのは第2回大会(1947年・石川国体)から。今上天皇は4月30日に退位なさるので、昨年9月の福井国体の臨席が最後となった。

 私は両陛下の案内役を6度務め、開会式では恒例となっている集団演技の際、数々…

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