雪もなんの楽天が仙台で3連勝 杜の都“珍事”は勝利への吉兆

公開日: 更新日:

 雪の影響で試合が中断したのが2日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天―日本ハム戦だ。

 試合前から雪がちらついていたが、開始直後に吹雪のような状態に。楽天が攻撃中の一回裏、午後4時11分に審判団が一時中断を宣告。写真は雪が降りしきる中、日本ハムの先発・加藤がベンチに引き揚げるシーンだ。

 約20分後に再開した試合は楽天ペース。四回に島内の適時打で先制すると、八回にはFA加入の浅村が移籍初本塁打となるダメ押しの2ラン。投げては先発の辛島が7回を3安打無失点に抑えて1勝目をマークした。

 チームはこれで3連勝。気温1.7度。極寒の中、本拠地開幕戦に訪れた2万7096人の観客も満足だったに違いない。

 さて、楽天の本拠地球場といえば、2年前の8月には試合中に鳥の群れが闖入。ヒチコックの映画さながら野手を“襲撃”するかのごとく内外野を自在に飛び回ったため一時中断。その後、打線が爆発、4点差を追い付いて引き分けに持ち込んだ経緯がある。

 楽天にとって「鳥」や「雪」は吉兆か。「杜の都」らしい珍事ではあった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  2. 2

    一発退場のAぇ!group福本大晴コンプラ違反に「複数人関与」疑惑報道…旧ジャニ“インテリ”枠に敬遠の風向き

  3. 3

    だから今年の日本女子オープンはつまらない…“簡単コース”で予選カットラインは史上最少「-1」

  4. 4

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  5. 5

    囁かれていた「Aぇ!group」は「ヤベぇ!group」の悪評判…草間リチャード敬太が公然わいせつ容疑で逮捕の衝撃

  1. 6

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  2. 7

    阪神・才木浩人はドジャース入りで大谷と共闘の現実味…「佐々木朗希より上」の評価まで

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  5. 10

    男子の試合はガラガラ…今年のANAオープンのギャラリー数を知って愕然としました