池江に代わり女子エースに 大橋悠依が狙う複数種目メダル

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 これまで池江の陰に隠れて目立たなかったものの、大橋もマルチスイマーとしての可能性を秘めている。200メートルバタフライの自己ベスト2分7秒03は現在、日本ランキング1位だ。昨年の日本選手権では200メートル自由形に挑戦して自己ベストとなる1分57秒97をマーク。派遣標準記録(1分55秒25)には届かなかったが、アジア大会(ジャカルタ)のリレーメンバーに選ばれた。

 日頃、大橋を指導する平井伯昌日本水連競泳委員長によれば、今大会は当初、自由形にも出場を予定していたが、フィジカルへの負担を考慮して3種目に絞ったという。

 大橋は専門外の種目である自由形について「本格的にチャレンジしてみたいが、実際はキツイです」と話しているが、自国開催の五輪に向けて、今年の冬は複数種目の強化が求められる。

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