日ハムの“参謀”を直撃 新戦術「オープナー」の利点と課題

公開日: 更新日:

 ――交代機はイニング数と球数、どちらを目安にし、登板間隔はどう考えている?

「そこは両方を考慮しなければいけない。イニングを決めて3回50球で終われば、次は中3日でも行けるかもしれないとなるが、2回を15球、20球と少ない球数で抑えるケースもゼロではない。あらかじめイニング数を決めておけば、リリーフ投手も行きやすいということもあると思うし、そこも改良の余地がある」

■否定派は多くとも

 ――新しいことをやると、賛否両論は出てくる。

「一発目から成功するに越したことはないですが、そうもいかない部分もある。たとえば(大谷)翔平がプロ入りして投打の二刀流に挑戦したとき、当初は半分以上の人が反対していたと思う。それが1年経ったら9割近い人が賛成するようになった。オープナーは野球をやっている人は否定派が多いと思う。結果で答えを出さないといけないですが、二刀流の土台をつくったときと同様、僕も勉強するつもりで結果を出したいですね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは