DeNA“オープナー制”実らず データ野球浸透の壁を識者指摘

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 策はハマらなかった。

 21日、DeNAが広島戦でセ・リーグ初となる「オープナー制」を採用。中継ぎが本職の国吉を先発マウンドに上げた。しかし、1回5安打4失点と炎上。広島に3タテされたチームは、5連敗を喫し、秘策は実らなかった。

 それでも試合後、ラミレス監督は「負けたとしても(オープナーに)メリットはある。(今後も)もちろんやっていく」と継続を明言。MLBで浸透した「極端な守備シフト」も積極的に取り入れる“流行”に敏感な指揮官らしかった。

 DeNAは昨オフ、統計解析部門を新設。ダイヤモンドバックスと業務提携し、情報を専門のアナリストが分析している。

 MLBでオープナーが流行したきっかけはレイズだった。昨年5月に試験導入すると、チーム防御率は飛躍的に向上。日本はこれまで、幾度となくMLBの潮流に乗ってきた。

 肝心なのは選手やチームがそれを理解し、どう活用するかだが、「過去の例を見れば、メジャーのシステムが日本に定着するまで10~15年は要しますが、楽観的に見れば5年以内で浸透するかもしれません」と、アメリカ野球愛好会代表で名城大准教授の鈴村裕輔氏はこう続ける。

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