白鵬を“傍若無人”横綱に育て…宮城野親方はまるで使い走り

公開日: 更新日:

■稼ぎ頭には何も言えず

 やりたい放題、傍若無人の白鵬を育てたのが宮城野親方(61=元前頭竹葉山)だ。24日には親方としての監督責任を問題視され、本人より重い3カ月の減俸処分を食らった。

 前出の親方は「宮城野さんは白鵬にナメられている」と、呆れ口調でこう続ける。

「24日の臨時理事会は都内のホテルで行われたが、白鵬を送り迎えしたのは宮城野さん自身。白鵬を車で自宅まで届けたあと、自分の処分もあったので車で戻ってきた。これじゃ、どっちが親方かわからない。正月には白鵬からお年玉までもらっているというウワサも聞いた。協会執行部に『なんで弟子を注意しないのか』と言われても、『白鵬は双葉山を見習っているので、私からは何も……』としか言わない。執行部が『双葉山があんなことをしたか? そもそも白鵬の所作がおかしいとは思わないの?』と問い詰めると、『おかしいと思いますけど……』ですからね。白鵬は部屋の稼ぎ頭だから何も言えないんでしょ。あれでは単なる使い走りですよ」

 白鵬が3度目の事件を起こすのも時間の問題だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手