球宴は絶望的も…エ軍大谷は前夜祭“HRダービー”の主役候補

公開日: 更新日:

 球宴メンバーに名を連ねるのは絶望的とはいえ、大谷は「ミッドサマークラシック」といわれる真夏の祭典を盛り上げそうだ。

■平均打球速度はメジャー3位

 球宴前日に行われる恒例の「ホームランダービー」に、ア・リーグを代表して選ばれる可能性があるからだ(各リーグ4人)。今季は17年の2冠王(本塁打、打点)スタントン、17年の本塁打王ジャッジ(ともにヤンキース)ら、メジャーを代表する長距離砲が揃って故障で負傷者リスト(IL)入り。2人は復帰のメドすら立っておらず、球宴に間に合いそうにない。

 今季の大谷は昨年、最長で約135メートルを記録した飛距離こそ伸び悩んでいるものの(今季131メートル)、打球の力強さは健在。MLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」によれば、最高打球速度154キロはジャッジ(158キロ)、レンジャーズ・ギャロ(156キロ)に次いで、メジャー3位だ。

 本塁打競争は、球宴に選ばれなかった選手でも出場は可能。MLBから参加を打診され、球団が認めれば、大谷は前夜祭の主役になりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗