歪んだ特権意識か…韓国プロ野球選手の飲酒運転なぜ相次ぐ

公開日: 更新日:

「日常茶飯事」と言ったら言い過ぎか。

 韓国プロ野球のサムスンライオンズは27日、パク・ハンイ外野手(40)が飲酒運転により接触事故を起こし、道義的責任があるとして現役引退を決めたと発表した。パク外野手は27日朝、子供を学校に送るために車を運転し、子供を降ろした後に接触事故を起こした。

 先月はSKワイバーンズのカン・スンホ内野手(25)が、飲酒運転で中央分離帯に衝突する事故を起こしながら球団に申告せず、翌日の二軍戦に出場していたことで球団は任意引退にすると発表。

 2月にはLGツインズのユン・デヨン内野手(25)がソウル市内で飲酒運転で捕まり、任意引退処分になった。

 大リーグ・パイレーツのスラッガー姜正浩(32)も2016年12月に3度目の飲酒運転でしかも物損事故を起こし、現場から逃走。就労ビザが取得できず、一時はメジャー復帰が絶望視された。

■金持ちに注がれる韓国国民の厳しい目

 なぜ韓国ではプロ野球選手の飲酒運転が後を絶たないのか。韓国事情に詳しいジャーナリストの太刀川正樹氏がこう語る。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    「立花一派」の一網打尽が司法の意志…広がる捜査の手に内部情報漏した兵庫県議2人も戦々恐々

  3. 3

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  4. 4

    「ロイヤルファミリー」視聴率回復は《目黒蓮効果》説に異論も…ハリウッドデビューする“めめ”に足りないもの

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  2. 7

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  3. 8

    元プロ野球投手の一場靖弘さん 裏金問題ドン底を経ての今

  4. 9

    米中が手を組み日本は「蚊帳の外」…切れ始めた「高市女性初首相」の賞味期限

  5. 10

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層