ソフトBケガ人続々復帰で…セ6球団が交流戦前から戦々恐々

公開日: 更新日:

 ここから一気に突っ走るのか。

 ケガ人続出のソフトバンクに朗報である。自律神経失調症で開幕から離脱していた中村晃(29)が、早ければ31日にも一軍復帰。さらに右手薬指の剥離骨折で二軍落ちしていた上林誠知(23)も、来週には一軍に合流するという。

 さらに東浜やバンデンハーク、スアレス不在の先発陣には、近日中にベテランの和田毅(38)が加わることになりそうだ。和田は左肩痛の影響で、昨季一軍登板ゼロ。29日の二軍戦では7回無失点と好投し、工藤監督も「左肩の問題さえクリアできれば、いつでも上で」と期待を寄せている。

 もちろん、主軸の柳田をはじめ、復帰のメドが立たないケガ人は少なくないが、それでも若手をやりくりして上位をキープしてきた。主力が合流となれば、安定した戦い方もできるはずだ。

 これに戦々恐々なのが、セの6球団だろう。ソフトバンクのケガ人が続々合流するのは、6月4日から始まる交流戦のタイミング。2005年に開始した交流戦は、昨季までの14回中7回、ソフトバンクが優勝している。パの後塵を拝しているセの面々にとっては、ソフトバンクだけは「顔も見たくない」相手のはず。戦う前から苦手意識がある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?