レアードとほぼ同額 阪神マルテに100万ドルは高い買い物か

公開日: 更新日:

 それにしても、だ。マルテがこの程度の打者なら、阪神はなぜ日本ハムを自由契約になったレアード(31)を取りにいかなかったのか。年齢こそマルテの方が4つ若いものの、2016年に39本塁打でタイトルを取っているし、昨季まで来日4年間で131本、349打点。堂々たる成績を残している右の大砲だ。年間最少だった昨年でも26本塁打。ロッテとの契約条件は1年110万ドル(約1億1880万円)。マルテ(100万ドル=1億800万円)とほぼ同額。マネーゲームになっても負ける相手ではない。

 レアードは今季もすでに17本塁打(41打点)。ホームランを打つと寿司を握るという日ハム時代からのパフォーマンスを見せている。あれを甲子園でやれば、大変な人気者になったはず。今更ではあるが、ホームランの量産できるムードメーカーは、阪神こそが「買う」べきだった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」