3位発進イ・ボミ シード最終年の正念場でもウハウハのワケ

公開日: 更新日:

宮里藍サントリーレディス】初日

 昨季賞金ランクは83位と低迷して2012年からキープした賞金シードを初めて失い、今季は16年賞金女王の3年シード資格で出場しているイ・ボミ(30)。複数年シードも今年が最終年になり、賞金ランク55位内(50位まで賞金シード、51~55位が第2シード)に入らなければQTに出場することになるが、これまで11試合に出場してトップ10は一度もなく、予選落ちは4回。賞金ランク76位と不振は続いている。

 ところが今大会初日は今季ベストの67をマークして首位イ・ミニョンと2打差3位タイの好位置につけた。

「いろんな人からアドバイスをもらった。スイングはシンプル・イズ・ベスト。それだけに集中してよかった」(ボミ)

 もっとも生涯獲得賞金は7億9385万円(ランク9位)になり、生まれ故郷の京畿道水原市には8階建てビルを所有し、今年4月にはビル内にカフェをオープンして大盛況だ。姉妹が経営する美容室、シミュレーションゴルフ施設、駐車場を完備するビルオーナーであり、事業家でもある。日本女子ツアーでシード落ちしても、ちっとも困らない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ