大坂なおみ電撃引退の懸念 ウィンブルドン第2シードも重圧

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「時間の問題と思っていました」

 女子テニス大坂なおみ(21)が、最新の世界ランキングで1位から2位に順位を落とし、テニスジャーナリストの塚越亘氏はこう言った。

 大坂は昨年3月のパリバ・オープンでツアー初勝利を挙げ、その後は4大大会の全米、全豪を連覇。わずか3勝で世界ランクのトップに立った「シンデレラガール」だ。しかし、2月にサーシャ・バイン(34)とのコーチ契約を解消。ジャーメイン・ジェンキンス(34)の指導を受けるようになってから成績はパッとせず、先日の全仏では3回戦で世界42位のシニアコバにストレート負け。次戦のネイチャー・バレー・クラシックも2回戦で敗退すると試合後の会見に現れず罰金(約53万円)が科せられた。この試合では、第2セットのコートチェンジの時、ベンチではなく芝生に座り込み観客を驚かせた。

 4大大会に勝つだけでも難しいのに、大坂はたった5カ月で4大大会連覇を成し遂げ世界ランク1位に立ち、生活が一変。「世界のどこにいてもカメラを向けられる」とこぼしていた。

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