エ軍大谷298日ぶり2発 本塁打量産の鍵は球審との良好関係

公開日: 更新日:

 今季はフィリーズ・ハーパーによる球審への暴言を問題視した審判団がSNSで異例の批判を展開するなど、侮辱行為には厳しく対処する方針を打ち出しているだけに、なおさら審判の感情を逆なでしかねない。

 メジャーを代表する安打製造機として一時代を築いたイチローも、審判への侮辱行為で退場を宣告された過去を持つ。

 2009年9月のブルージェイズ戦で見逃し三振に倒れた際、ベース周辺をバットで示して「外れている」とアピール。バットでベースを指す行為は球審への最大の侮辱行為。メジャーではタブーとされているだけに、イチローは翌年の開幕からしばらくは、厳しい判定に悩まされた。

 ストライク、ボールはビデオ判定の対象ではないため、抗議しても覆らない。例えば松井秀喜が打席に入る際、必ず球審に挨拶というか、ひと声かけていたのも審判を敵に回すことを危惧していたからだろう。大谷も審判の反感を買うことだけは避けた方がいい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    巨人の“お家芸”今オフの「場当たり的補強」はフロント主導…来季もダメなら編成幹部の首が飛ぶ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 5

    国民・玉木雄一郎代表の“不倫相手”元グラドルがSNS凍結? 観光大使を委嘱する行政担当者が「現在地」を答えた

  1. 6

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  2. 7

    若林志穂さん「Nさん、早く捕まってください」と悲痛な叫び…直前に配信された対談動画に反応

  3. 8

    米倉涼子に降りかかった2度目の薬物疑惑…元交際相手逮捕も“尿検査シロ”で女優転身に成功した過去

  4. 9

    国民民主から維新に乗り換えた高市自民が「政治の安定」を掲げて「数合わせヤドカリ連立」を急ぐワケ

  5. 10

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで