大谷の打撃をエ軍首脳陣“放任”へ 凡打での助言が今季激減

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(24)が息を吹き返した。

 16日(日本時間17日)のレイズ戦(セントピーターズバーグ)に「3番・DH」でスタメン出場し、4打数2安打1得点。日本人メジャーリーガー初のサイクル安打を達成した13日以来、3試合ぶりのマルチ安打で、打率を2割7分8厘とした。試合は5―6で敗れた。

 大谷は五回、2番手左腕ビークスの真ん中低めの速球を右前に運ぶと、九回は守護神カスティーヨを強襲する内野安打を放った。

 その大谷に対する首脳陣の接し方が、昨年とは変わったという。

 昨年は結果が出なくなると、コーチの方からアドバイスしてきた。しかし、今年は、たとえ凡打を重ねても、コーチからアレコレ言ってくることはほとんどないとか。

 エンゼルスは今季、昨年までのエリック・ヒンスキーから、ジェレミー・リードに打撃コーチが代わった。リード打撃コーチの指導方針もあるのかもしれないが、そもそも大谷はコーチの助言を素直に聞き入れるタイプではない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に