独紙から「狂気の沙汰」と…横浜M-浦和戦“大誤審”の余波

公開日: 更新日:

 ドイツ有力紙が「狂気の沙汰」と書いた大誤審事件は、13日の横浜M―浦和戦で勃発した。

 後半16分。明らかにオフサイド位置にいた横浜M・MF仲川のゴールの判定を巡り、ゴール→オフサイド→ゴールと約10分の間、二転三転してしまったのである。

「しかも仲川の右手に当たって入ったゴールでした」とは、ピッチサイドで撮影したカメラマンの六川則夫氏。前代未聞の大混乱に有力紙ビルドから「審判団が超ド級のカオスを引き起こした」とこき下ろされた。

「この試合では、浦和DF岩波の顔にボールが当たった場面でハンドが宣告され、横浜がPKを決めました。5月の浦和―湘南戦で湘南の100%ゴールが認められなかった<令和の大誤審>のときとは違い、今回は松尾主審が副審、予備審判を呼んで確認作業を行った。結果として誤審だったわけだが、この<問題を共有しながら正しいジャッジを導く>という意識の変化を前向きに捉えたい」(前出の六川氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし