S・ローリー優勝で明白に…松山が全英で絶対に勝てない訳

公開日: 更新日:

「北アイルランドのリンクスは初めて見たが、これがゴルフの原点だと改めて感じましたね」と言うのは、4大メジャーの取材経験が豊富なゴルフジャーナリストの菅野徳雄氏だ。

 日本国内でも「ゴルフは自然との戦い」とよくいわれるが、箱庭コースで育った日本のプロは、強い雨風が吹くとすぐに文句を言う。

「そんな連中は、硬い地面、強風、横殴りの雨、寒さというコンディションの本場リンクスで戦えるはずがない。今回の全英は、厳しい条件を受け入れ、技術と想像力でパーをセーブしていく力、気持ちの切り替え、メンタルの強さなどが試された。優勝したアイルランド出身、S・ローリーの淡々としたプレーぶりを見てそう感じた」(前出の菅野氏)

 そんなローリーと比べて、予選で敗退した松山の「心」は、あまりにヤワだ。

 例えば、履いているシューズひとつとっても、メーカーのマークが視野に入らないように、かかと寄りにずらしている。マスコミの取材を極端に嫌い、トッププロたちに名前と顔は知られていても自らツアーの仲間に溶け込もうとはしない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  4. 4

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  5. 5

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    ダウンタウン「サブスク配信」の打算と勝算……地上波テレビ“締め出し”からの逆転はあるか?

  3. 8

    1泊3000円! 新潟県燕市のゲーセン付き格安ホテル「公楽園」に息づく“昭和の遊び心”

  4. 9

    永野芽郁と橋本環奈…"元清純派"の2人でダメージが大きいのはどっち? 二股不倫とパワハラ&キス

  5. 10

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ