コラスいきなり1発も…ソフトBが露呈した“キューバ依存”

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 キューバの大砲不在を救ったのも、またキューバ選手だった。

 18日、ソフトバンクのコラス(20)が「7番・右翼」のスタメンでプロ初出場。二回、初打席の初球を豪快に振りぬき、先制ソロを右中間スタンドに叩き込んだ。

 コラスは2017年5月に育成枠で入団。三軍、二軍で経験を積み、今年6月に支配下登録された。18日にデスパイネが背中のケガで登録抹消されたことで、一軍からお呼びがかかった。

 ソフトバンクはデスパイネを筆頭に、グラシアル、モイネロ、ミランダ、そしてコラスと5人もキューバ選手がいる。コラス以外はいずれも主力。モイネロはコラス同様、育成から下積みを経て、リリーフの一角を担っている。デスパイネら即戦力に加え、キューバ選手まで育てて起用しているのだ。

 しかし、彼らへの依存が大きすぎるのも問題ではないか。例えば、7月に行われたパンアメリカン競技大会だ。南北のアメリカ大陸の国々が参加する大会では野球も種目に入っている。グラシアルとモイネロがキューバ代表として招集され、チームを離れた。

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