メジャー移籍は先延ばし?ベイ関係者が抱く筒香残留の期待

公開日: 更新日:

 チーム関係者は「延長戦もある」と期待している。今オフの去就が注目されているDeNAの筒香嘉智(27)のことだ。

 昨オフの契約更改でメジャー挑戦希望を表明。今オフにもポスティングシステムで海を渡る可能性が高いとみられていたが、それが1年先延ばしになりそうなのだ。

 DeNAは首位巨人と7ゲーム差。21年ぶりの頂点に暗雲が立ち込めている。筒香はキャプテンに就任した2015年ごろから個人的な目標や数字を口にすることが激減。シーズンの抱負を聞かれると、口癖のように「ベイスターズで優勝すること」と繰り返すようになった。

 メジャーへの夢を公言した後もそれは変わらず、契約更改後の会見でもこう言った。

「メジャーに行くためにいい成績を残すのではなく、ベイスターズで優勝するためにいい成績を残したい」

 今季のここまでの成績は、抱き続ける大志とは裏腹に、打率.276、25本塁打、68打点。前半戦で不調が続き、7月には不動だった「4番」を外された。新たに座った「2番」では一定の結果を出してはいるものの、「日本球界を代表するスラッガー」と呼ぶには程遠い成績。44本塁打、110打点をたたき出した16年を境に下降線をたどっている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  2. 2

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  5. 5

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  1. 6

    巨人「松井秀喜の後継者+左キラー」↔ソフトB「二軍の帝王」…電撃トレードで得したのはどっち?

  2. 7

    巨人のW懸案「ポスト岡本和真&坂本勇人」を一気に解決する2つの原石 ともにパワーは超メジャー級

  3. 8

    ドジャース大谷翔平 驚異の「死球ゼロ」に3つの理由…12本塁打以上でただひとり

  4. 9

    佐々木朗希「限界説」早くも浮上…案の定離脱、解説者まで《中5日では投げさせられない》と辛辣

  5. 10

    オリオールズ菅野智之 トレードでドジャースorカブス入りに現実味…日本人投手欠く両球団が争奪戦へ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ