W杯2次予選メンバー注目の武蔵は“ポスト大迫”になれるのか

公開日: 更新日:

 9月5日のキリンチャレンジ杯・パラグアイ戦(鹿嶋)と同10日に行われる2022年カタールW杯アジア2次予選の初戦ミャンマー戦(ヤンゴン)の日本代表23選手が30日、発表された。MF久保建英(マジョルカ)、MF中島翔哉(ポルト)、MF堂安律(アイントホーフェン)、MF南野拓実(ザルツブルク)といった森保ジャパンの主軸は順当に選出され、初招集は一人もいなかった。

 攻撃系選手の中で注目は、代表歴2試合(無得点)のJ1札幌FW鈴木武蔵だろう。

 今季J1で8得点を挙げ、得点王ランキングは11位タイながら、日本人選手では5位タイと奮闘している。

<代表43試合・14得点>の絶対的エースFW大迫勇也(ブレーメン)に取って代わる存在になれるのか。 

「身長182センチ、体重71キロの大迫よりもひと回り大きく(185センチ、75キロ)、フィジカル的な強さ、そしてスピードに関しては大迫を上回っている。しかし相手ゴール前でDFを背負った状態でのポストプレー、2列目に下がって縦パスをもらう際など<ボールの収まり具合>は、大迫と比べるとまだまだのレベルだし、相手のラフプレーに過剰反応したり、まだまだ日本代表の1トップを安心して任せられるレベルには達していない。今季Jではストライカーとしての存在感が、より一層増しており、ゴールの予感が漂うようになった。森保ジャパンの主軸になれるようにレベルアップに励んで欲しい」(元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏)

 W杯予選でバケるか?

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは