久保建英は“指揮官好み” 1部昇格マジョルカ移籍で大正解

公開日: 更新日:

 スペインの超名門レアル・マドリードから1部昇格組のマジョルカにレンタル移籍した日本代表MF久保建英

 移籍して初めて迎えた地元でのソシエダ戦はベンチ外だったが、第3節の敵地バレンシア戦にベンチ入りして新天地デビューとなるか? 地元スペインでも注目を集めている。

 元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう言う。

「マジョルカへの移籍は大きなプラスです。久保はFC東京時代からプレー中、ボールを欲しいタイミングと欲しいコースを身ぶり手ぶりでチームメートに知らせていたが、J3に加盟していたFC東京U―23でプレーしていた時期は、周囲とのレベル差もあって久保の思い通りにボールは入らず、パスを出そうにもFWが久保の意図を感じ取ってくれない場面が多かった。それがFC東京のトップの一員としてJ1でプレーするようになったら、パスを受けるにしても、出すにしても久保のアイデアや創造力が、最大限に〈生かされる〉形で周囲も動いてくれた。久保はレアル移籍後、二軍に所属してスペイン3部で戦うことになっていたが、3部にはフィジカル自慢の選手も少なくなく、相手をツブすことで自分をアピールして、2部、1部チームのスカウトの目に留まりたいという選手も多い。強豪レアルMと契約したテクニカルなMFは、格好の標的になってしまう。そういう意味においてもテクニック優先の1部でプレーすることは、久保にとって大正解と言っていい」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  3. 3

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  4. 4

    早期・希望退職の募集人員は前年の3倍に急増…人材不足というけれど、余剰人員の肩叩きが始まっている

  5. 5

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  1. 6

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か

  2. 7

    TBSのGP帯連ドラ「キャスター」永野芽郁と「イグナイト」三山凌輝に“同時スキャンダル”の余波

  3. 8

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  4. 9

    永野芽郁&田中圭「終わりなき不倫騒動」で小栗旬社長の限界も露呈…自ら女性スキャンダルの過去

  5. 10

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ