大坂なおみは膝痛に苦しみ全米4回戦敗退…世界3位に陥落

公開日: 更新日:

 テニスの全米オープン(ニューヨーク)は2日(日本時間3日)、女子シングルス4回戦を行い、連覇を目指した第1シードの大坂なおみ(21)は第13シードのベリンダ・ベンチッチ(22=スイス)に、セットカウント0―2のストレート負け。大会後の世界ランキングで3位陥落が決まった。

 今季2連敗と苦手な相手に、立ち上がりから主導権を握られ、相手のショットに反応すらできないシーンもあった。

 全米の前哨戦であるW&Sオープン(8月11日~=米シンシナティ)で痛めた左膝の痛みにも悩まされた。第2セットの第5ゲーム終了後、メディカルタイムアウトを取って痛み止めを服用。「(膝の状態は)良くなっていた。ここまで3試合こなしているので、敗因にしたくなかった」と粘りを見せたが、最後までプレーの質は上がらなかった。

 連覇を逃した大坂は「この夏のシーズンを通して、いいプレーができた。終わったばかりで悲しい気持ちはあるけど、この全米オープンから多くを学べた」と前向きに話した。

 次戦は16日開幕の東レ・パンパシフィック・オープン(大阪)に出場する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  4. 4

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    トップ清水賢治社長に代わったフジテレビの“アニメ推し”が目に余る

  2. 7

    参院選和歌山「二階vs世耕」は血みどろの全面戦争に…“ステルス支援”が一転、本人登場で対立激化

  3. 8

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  4. 9

    長嶋茂雄さんの引退試合の日にもらった“約束”のグラブを含めてすべての思い出が宝物です

  5. 10

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった