ビーチ代表がタチヒに勝利 ラモス監督の一喝でチーム豹変

公開日: 更新日:

 ビーチサッカーの日本代表が28日、兵庫県明石市大蔵海岸公園で行われた国際親善大会で強豪タヒチ代表と対戦。4-4の同点から突入したPK戦を5ー4で制し、格上相手に勝利を収めた。

 第1ピリオド3分にFP大場崇晃が先制ゴールを叩き込んだ。しかし4分、9分、12分と立つ続けにゴールを奪われ、日本は第2ピリオドを終わって2ー4とリードされた。ここでエネルギッシュな指揮官の登場だ。  ビーチ日本代表監督のラモス瑠偉が吼えた。

「選手から<自信を持ってチャレンジする><勇気をもってトライする>気持ちが消え失せ、プレー自体にも戸惑いが感じられた。こうなるとチームのコンビネーションも悪くなる。ワタシは雷を落としました。選手たちに『私たちはアジアチャンピオン。たとえ負けるにしても、精いっぱい戦ってから『負けようじゃないか!』と伝えた」

 ラモス監督が一喝すると選手たちは息を吹き返し、それまでとは見違えるような動きを見せるようになった。第3ピリオド8分にFP松尾那緒弥が、終了間際にFP奥山正憲がゴールを決めて同点に追い付き、PK戦を5ー4でモノにした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり