米大統領選をも左右する民主党候補と米球界の浅からぬ関係

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 米国の大統領選挙は長丁場だ。現職大統領のドナルド・トランプの指名が確実な共和党に対して、民主党の候補者たちは2020年夏の党大会での指名を得るまで1年以上にわたって選挙戦を行わねばならない。

 その中で、民主党の有力候補はジョー・バイデン、エリザベス・ウォーレン、バーニー・サンダース、カーマラ・ハリス、ピート・ブーテジェッジの5人に絞られている。

 トランプが大リーグの経営者たちと深い関わりを持っていることは周知の通りだ。それでは、民主党の有力候補たちは、球界とどのような関わりがあるのだろうか。

 オバマ政権で副大統領を務めたバイデンは、民主党穏健派を代表する重鎮であるとともに、政界屈指のフィリーズ好きとしても知られる。ワシントンDCで行われたナショナルズとフィリーズの公式戦を観戦した際には、ナショナルズよりもフィリーズのクラブハウスに長く滞在したし、オバマと大統領候補の指名を争った08年の民主党大会で、バイデンを紹介したのがフィリーズの主力選手だったジミー・ロリンズであったことは、バイデンとフィリーズの間柄の深さを象徴している。

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