中日は落合人脈一掃でも…松坂大輔をバッサリ切れない理由

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 7年連続Bクラスが決まった中日の内部が揺れている。小笠原道大二軍監督(45)が今季限りで退団。後任には、中日OBの仁村徹氏(57)が就任するというのだ。

 小笠原二軍監督は就任4年間で大卒2年目の柳ら、若手育成に尽力してきた。2015年オフの谷繁監督解任時には、一軍監督候補になったほどの人物が、なぜここにきて退団することになったのか。

落合博満元GM(65)の人脈の一掃です」

 とは、さる中日OB。「小笠原二軍監督は現役時代、巨人を戦力外になり、当時監督だった落合さんに拾われた。落合GM就任時は、監督候補だった。しかし、落合さんが翌17年1月に退団。さらに同じ落合人脈である森監督が昨季限りで退任すると、今季は親会社主導で中日OBの与田監督が就任した。球団の体制が変わり、来季は加藤球団代表と与田監督が中心となり、与田人脈や中日OBを中心とした組閣が進められている。小笠原二軍監督はその構想から外れたということです」

 今回の“ガッツ退団”は、実は松坂大輔の去就問題とリンクするという。

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