10年ぶり世界一を目指すヤ軍田中にアストロズの“分厚い壁”

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 松井秀喜がワールドシリーズMVPを獲得した2009年以来、10年ぶりの世界一を目指すヤンキース

 田中将大(30)は10月1日(日本時間10月2日)に開幕するプレーオフでエース級の活躍を期待されているものの、チームと自身にとって分厚い壁がある。一昨年にワールドシリーズ制覇、昨年は一昨年を上回る勝率で地区優勝、リーグ優勝決定戦に駒を進めたアストロズだ。

 ヤンキースは現在、アストロズとリーグ最高勝率を争っていて、順調に勝ち上がればリーグ優勝決定戦で対戦する。

 アストロズはメジャーリーグの公式サイトが22日に特集したパワーランキングで30球団中トップに位置付けられた。23日現在、20勝のバーランダー、18勝のコール、17勝のグリンキーと先発3本柱が盤石なうえに、野手も39本塁打のブレグマン以下、30本以上が4人、20本以上は7人もいる。

「アストロズは戦力が整っている上に、データ活用の仕方も飛び抜けて秀逸です」とは、米紙コラムニストのビリー・デービス氏だ。

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