「尿検査受けてます」清原氏の球界復帰支援に萩生田氏の名

公開日: 更新日:

 3年ぶりの“現場復帰”を果たした。

 7日、日米選手を対象にした「ワールドトライアウト2019」の予選会で清原和博氏(52)が「監督」を務めた。紺色のスーツ姿でグラウンドに入ると、参加選手の前で挨拶。試合中は真剣な表情でメモを取る場面もあった。

 16年に覚醒剤取締法違反容疑で逮捕されて以来の“球界復帰”。球場には平日にもかかわらず、約300人の観客が集結した。執行猶予中の身でありながら、これを皮切りに続々と仕事が舞い込んでいる。

 今月17日には沖縄県で開かれる「FM沖縄ドリームマッチ」に出場予定。岩瀬仁紀氏や和田一浩氏らと共に、浦添市内の少年少女野球チームと対戦し、逮捕後初のユニホーム姿を披露するという。

 今月30日にはワールドトライアウトの本選に出向き、その翌日、12月1日には東京都内で開かれる「レジェンドベースボールフェス」に参加。佐々木主浩氏や清原氏と同じPL学園OBの宮本慎也氏らと野球教室に出席する。

 この野球教室、主催は一般財団法人Green Seed BB Foundation。今年1月、清原氏のPL学園の後輩で現役時代には個人マネジャー的役割を務めた野々垣武志氏(48)が、ジュニア育成や元プロ野球選手のセカンドキャリア支援などを目的に立ち上げた財団だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  5. 10

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ