バレンティンを本格調査 金満ソフトBならではの“真の狙い”

公開日: 更新日:

「どこへ行っても、すべてのファンを愛している」

 22日にツイッターで意味深なセリフをつぶやいたヤクルトのバレンティン(35)。そんなツバメの主砲の獲得を狙っているのがソフトバンクだ。

 かねて調査をしていると報じられており、22日には複数スポーツ紙が改めて獲得に前向きであるという記事を掲載した。

 とはいえ、ソフトバンクにはキューバの主砲デスパイネ(33)がいる。本当にバレンティンは必要なのか。

 ある球団OBが言う。

「デスパイネは故障が多いのがネック。さらに今季で3年契約が満了し、退団の可能性もゼロではない。球団側は残留を要請しているものの、キューバ政府派遣の選手ですからね。政府や現地の野球連盟からなる委員会の許可がなければ、再契約はできない。その答えが出るのは、おそらく12月中旬。その時期になって初めてデスパイネが退団となっても、補強に動くには遅すぎる。バレンティン、デスパイネと大砲がダブつく可能性はあるものの、ゼロよりはマシということです」

 カネのある球団だからこそできる、両取り策というわけだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも