美馬がロッテ決断 巨人FA争奪戦初敗北で問われる補強姿勢

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 楽天からFA宣言した美馬学(33)がロッテ入りを決断した。

 巨人の大塚淳弘球団副代表(60)は15日、都内で美馬と会い、5度目の対面で断りの意思を伝えられたと明かした。「10時ごろに本人から電話があって夕方に会いたいと。そこで伝えられました」と肩を落とした。

 美馬は在京球団への移籍を希望。巨人は投手が補強ポイントで在京球団で移動の負担が少ないことなどをアピールし、破格の条件も用意した。他にヤクルト、宣言残留を認めていた楽天を含めた4球団の争いであったが、選ばれたのはロッテだった。

 巨人にとっては痛恨の敗北である。球団が獲得を表明したFA戦線で、国内の球団に敗れるのは初の屈辱。ロッテの3年総額5億円超という条件は巨人とほぼ差はなく、13日には宮崎キャンプから帰京した原辰徳監督(61)が4度目の交渉に直接出馬。美馬に向かって「一緒にやろう」と口説いたばかりだっただけに、関係者のショックは大きいものがある。

■取ってダメなら即二軍

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