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平井隆司デイリースポーツ元記者

1942年、大阪府出身。旅行会社に就職するも4年で退社、デイリースポーツへ。阪神の担当記者として数々の事件や騒動を取材。デイリースポーツ編集局長やサンテレビ常務など、神戸新聞グループの主要ポストを歴任した。著書に「猛虎襲来」「阪神タイガース『黒歴史』」。

命を張った正力と「巨人さまさま」あぐらをかいた電鉄会社

公開日: 更新日:
1959(昭和34)年6月25日、後楽園球場で行われた阪神との天覧試合で本塁打を打った長嶋(右は川上コーチ)/(C)共同通信社

 阪神電鉄社長の久万俊二郎は講演で「赤字」「赤字」と負を強調したが、思うに昔のタイガースは観客動員のために積極的なプランを展開したのか。何か手を打たなければという発想すらなかったのではないか。

 今でこそ100人を超える職員がいるが、当時は20人もいなかった。プロ球団の体を… 

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