ノートのコピーが自らの首を締め…功名心に負けた阪神時代

公開日: 更新日:

 阪神監督時代、最大の失敗は「野村ノート」に象徴されると思う。

 ヤクルト時代、首脳陣へ配られた「野村ノートのコピー」が、阪神で大問題になった。

 阪神監督1年目。キャンプイン前日、信じられない異変が起きた。記者相手に野村監督、阪神をベタボメしたのだ。

「ここの選手、みんな真面目やないか。聞いていた話とは違う。話をしてよう分かったわ」

 人気球団で甘やかされている、という評判とは違っている。素直な選手たちと褒めた。

「ここは、フロントも気が利いているね。監督室の机にノートとペン、必要な筆記用具、きれいに全部そろっていた」

 暗にヤクルト球団を批判した。

「記者さんも緊張感が違うようやな。人気のある注目球団やから、取材も大変やろ」

 ついには担当記者にもごまをすった。

 とどめが「野村ノートのコピー」だった。

「ミーティングではコピーを渡して、読んでもらうつもりです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2026夏の甲子園「優勝校はココだ!」 本紙と専門家が徹底予想、“対抗”含む5校を紹介

  2. 2

    高市首相の大誤算…30代女性の支持率ピークから40P減で「嫌われサナエは女性の敵」いよいよ鮮明

  3. 3

    板東英二さん死去…長嶋茂雄や野村克也も認めていたその功績と人柄、金銭トラブルの数々

  4. 4

    「キル・ビル」から20余年…栗山千明「晩酌の流儀」が“第2の「孤独のグルメ」”になりそうな充実ぶり

  5. 5

    有望高校生の「とりあえず進学」にプロ球団悲鳴 直メジャー、米国留学…選択肢が増え受難の時代へ

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    読売新聞の世論調査「皇室典範再び改正 愛子天皇を認めろ」に85%賛成の衝撃結果

  3. 8

    大関復帰の安青錦 “強行出場”の収穫と代償…「少なくとも夏巡業は厳しい」の見立ても

  4. 9

    趣里が裏切り不倫報道の夫・三山凌輝に三くだり半を突きつける“Xデー”…伊藤蘭と水谷豊もついに離婚要求か

  5. 10

    夏ドラマ軒並み低迷のフジが賭ける秋ドラマは目指す「イカゲーム」になれる? 主演は坂口健太郎