DeNAオースティン早くもOP戦3号も 他球団は実力に半信半疑

公開日: 更新日:

 また本塁打を打った。

 24日、DeNAの新助っ人オースティン(28=前ブルワーズ)が、日本ハムとのオープン戦に2番・指名打者で出場。斎藤佑樹の変化球を豪快に左翼席に叩き込み、早くもオープン戦で3本塁打。打率は驚異の・857と大当たりである。

 DeNAは昨オフ、筒香がポスティングでレイズへ移籍した。オースティンにはその穴を埋めることが期待されている。メジャー通算209試合で33本塁打をマークするなど、長打力がある一方で、三振数は1試合1個を上回る215。3打席に1回は三振していただけに、打撃の粗さを懸念する声もあったが、オースティンを視察したライバル球団の関係者はこう言う。

「今日の本塁打は甘い球だったので参考にならない。むしろ、三回2死二塁の場面でしっかりボールを見極めて四球を選んだことが目を引いた。本塁打狙いでブンブン振り回すこともなく、選球眼も悪くなさそうだ。打撃練習を見ていても、センター方向を意識し、大振りはしない。その上、きちんと四球を取れるとなると、厄介です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」