実戦復帰で巨人は救世主扱い メルセデスの慢心には要注意

公開日: 更新日:

 巨人の左腕エースが帰ってくる。

 左肘の違和感からC・C・メルセデス(26)が17日、三軍と日体大のプロアマ交流戦で今季初登板する。昨季8勝(8敗)。今季は開幕ローテの一角がほぼ約束されていたが、先月の宮崎キャンプ中に左肘に違和感を訴えて離脱していた。

 20日の通常開幕なら間に合わない可能性が高かった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開幕が延期になった恩恵を受けた格好だ。原監督は「遅れていたメルセデスが戻ってきます」とうれしそうにテレビのインタビューに答えていた。本人も「(開幕ローテに)入りたい」と腕まくりである。

 しかし、これで巨人の投手陣が救われるのか。ファームの関係者がこう指摘するのだ。

「メルセデスは油断するとすぐに太る体質で、昨年のキャンプに、かなり増量した姿で来日し、首脳陣に大目玉を食らっている。今回は帰国する際に、原監督にきつく言われていたため、体を絞って来日したまでは良かったが、キャンプに入ると、すぐに離脱してしまった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?