鳥谷がロッテで初実戦 囲み取材18分間に見えた変化と胸中

公開日: 更新日:

 囲み取材は18分間にも及んだ。

 17日、ロッテの鳥谷が、巨人との二軍戦(ロッテ浦和)で移籍後初となる実戦出場。3番・遊撃で3打席立ち、1安打を放った。試合前には巨人の阿部二軍監督と挨拶を交わした。

 阪神退団から5カ月。

「昨年はなかなか最初からグラウンドに立つことができなかった。タイガースどうこうというより、最初から立てていることに感謝の気持ちもあります」

 質問する記者の方を向いて話を聞き、しっかり答えた。在阪のマスコミ関係者は、「阪神時代に長時間の囲み取材に応じることはめったになかった」と、こう続ける。

「2004年に逆指名で入団して以来、レギュラーとして活躍。阪神という日本一熱狂的なファンとメディアに注目され続け、時には辟易としたこともあったでしょうが、阪神退団後はなかなか移籍先が決まらず、練習場所を探すことさえ苦労していた。人気球団でプレーしてきたからこそ、多くの人が注目してくれることへのありがたみを感じているのではないか」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束