ショートアイアン光る西村優菜/米2年目は「ガンガン攻める」と山口すず夏

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 ミレニアム世代で唯一、米ツアーが主戦場。

「挑戦者なのでガンガン攻めて、米女子ツアー初優勝と賞金ランク20位内が目標です」

 ルーキーイヤーの昨季は序盤好調も、全米女子OPから調子が落ちた。本人は、「突然、アイアンショットが暴れてパーを拾うのが精いっぱい。なんでだろう、と考えたら無意識に寄せたいと結果ばかり気になり、肝心のクラブを振っていなかった。目の前の1打に集中できていなかったのが原因」と分析する。

「毎週お引っ越しみたい」という移動のタフさや、地域によって違う芝に悩まされシードに手が届かなかったが、QTを通過し今季出場権をゲット。コロナ禍で2試合しか出場していない(賞金ランク102位)。

「これからは強い気持ちで戦います」

 オフはメンタルを鍛え、フェード、ドローの打ち分けもマスター。一回り大きくなった。

▽やまぐち・すずか 2000年8月2日生まれ。15年に日本人史上最年少となる14歳341日で全米女子オープンに出場。18年にはオーストラリア女子アマで日本人初優勝を果たした。19年に米ツアーの出場権を獲得し、18歳でプロ転向。

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