独自大会のスカウト入場は可?愛知、神奈川の県理事に聞く

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 夏の地方大会と甲子園大会の中止を決めた高野連に対し、NPBの斉藤惇コミッショナーが“各都道府県高野連が開催を検討している代替大会に、何とかプロのスカウトを入れてもらえないか”と要望しているという。

「日本高野連によるガイドラインには、『(代替大会の開催は)無観客が基本線』とあるそうですが、センバツも春の大会もなく、現状、3年生部員を全くチェックできていない。我々にとって代替大会が見られるかどうかは死活問題。一つでも多い県に見せて欲しい」(某球団スカウト)

 高校球界の反応はどうか。昨夏の地方大会の出場校数がトップ(188校)だった愛知県は独自大会の開催を決定済み。同県高野連の神田清理事長は「(スカウトの入場は)検討中です。加盟校全員のことを考えており、プロ志望者にはアピールする場を与えるのも仕事。6月5日の運営委員会で保護者、控え選手、スカウトの入場などについて話し合います」とした。

 昨夏、2番目の181校が参加し、東海大相模や横浜といった強豪校を抱える神奈川県は、大会の開催自体「検討中」の段階だが、同県高野連の栗原豊樹専務理事に聞くと、こう返答する。

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