甲子園交流戦は高野連のアリバイ作り 夏大会できたのでは

公開日: 更新日:

 それより何より、8月に甲子園を使って試合をするなら、「夏の甲子園大会」ができたのではないか。「5月20日に選手権大会を中止にした時点では、49代表が8月10日の開幕までに出そろうのは厳しい状況だった」とは小倉事務局長だが、夏の甲子園中止が正式に発表されて風向きは変わった。各都道府県が独自の代替大会を企画、ほとんどの地域で試合を行う方向になった。各都道府県の高野連が本腰を入れて地区大会の実現に向けて動き出したのに、元締ともいうべき日本高野連が何もしないわけにいかなくなったのではないか。

「今回の交流試合は要するに、我々もちゃんと高3の野球部員のことを考えてフォローしていますよという高野連のアリバイ作りみたいなもの」とはアマチュア担当記者だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  3. 3

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  4. 4

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 5

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  1. 6

    山本淳一は「妻をソープ送り」報道…光GENJIの“哀れな末路”

  2. 7

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  3. 8

    巨人・岡本和真が狙う「30億円」の上積み…侍ジャパン辞退者続出の中で鼻息荒く

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    光GENJIは全盛期でも年収3000万円なのに…同時期にジャニー&メリーが3億円超稼げていたワケ