阪神早くも後任監督探しか…福留孝介氏と赤星憲広氏が浮上

公開日: 更新日:

日米での活躍の経験と実績

 阪神では96年の藤田平監督以降、途中休養した監督はいないが、歴史的な低迷が続けば、オフを待たずして動くのではないか。前出の関係者が続ける。

「後任候補として、03年と05年の優勝メンバーで生え抜きOBの赤星憲広氏(解説者)や、今季43歳を迎えた大ベテランの福留孝介らの名前が挙がっているそうです。赤星氏は阪神から何度かコーチ就任要請を受けているが、体調面の不安を理由に固辞している。テレビを中心に幅広く活躍しており、復帰へのハードルは高いでしょうが、タテジマのユニホーム姿を望むファンは多い。

 福留には日米で活躍した経験と実績があり、電鉄本社や球団の一部で将来の幹部候補として高く評価されている。本人がいつまでユニホームを着続けるかにもよりますが、同じくメジャー経験のあるロッテの井口監督が現役を引退した翌年に監督就任。就任3年目の今季、若手育成の成果もあり、パの首位争いを演じていることも追い風になるかもしれません」

 2日の中日戦は、サンズと、前日の試合で失策を犯した糸原に代え、高山と上本をスタメン起用したが、2―4で敗戦。初回にガルシアが3点を失うと、打線もわずか6安打。今季2度目の同一カード3連敗で、球団史上最速の10敗到達となった。負の歴史を更新し続ける阪神・矢野監督のクビも風前のともしびではないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」