世界陸上開幕!田中希実、北口榛花、三浦龍司…気になるあの選手のメダル予想
世界陸上東京大会が13日に開幕した。初っぱなの競技は男・女の35キロ競歩。男子競歩は、直近5大会連続でメダルを獲得しているお家芸。4年前の東京五輪の20キロも銀、銅。陸連は当然、メダルの数に入れている。
13日の午前7時30分にスタートした35キロは、今年の日本選手権で優勝した勝木隼人が銅メダルを獲得した。
今後の日本勢でメダルの可能性があるのは誰か。開幕前にある陸連関係者はこう語っていた。
「2日目(女子)、3日目(男子)のマラソンは、13年大会以来のメダルが欲しいが、世界の壁は厚く入賞(8位以内)が現実的。競歩は男子35キロの川野と20キロで19、22年大会を連覇した山西利和のメダルは濃厚というより、取ってもらわなければ困る。
男子110メートルハードルもパリ五輪5位入賞の村竹ラシッドが好調で、8月に出した12秒92の日本新は今季世界2位。メダルの可能性は十分ある。前回の同種目で日本勢で史上初の5位入賞を果たした泉谷駿介は、日本選手権で右のふくらはぎを痛めて心配されたが調子を上げている。最近は村竹の陰に隠れているが、走法を変えて新たな走りでメダルを狙っている」