国内プロNo.1を決める日本女子プロ選手権の優勝スコアは風次第
ソニー日本女子プロ選手権(茨城・大洗GC=6840ヤード・パー72)初日は、雷雨接近のため15時59分に中断。その後、プレーは再開されずサスペンデッドとなった。
この日は気温27度、北東の風5.9メートルだったが、大洗にして穏やかな風だった。それでも公式競技でフェアウエー幅は15~30ヤード。ラフは120~150ミリと長く、海風で斜めに伸びた松林もやっかいなハザードだ。
女子プロ協会が予想する優勝スコアは5アンダー。名物の強風が吹かなければ、今の女子プロなら難度の高いコースでもアンダーパーで回る。
暫定首位は4アンダーでホールアウトした小林光希(23)と14番ホールまで終えた桑木志帆(22)。3アンダー3位グループには森井あやめ(32)、佐藤心結(22)、吉田鈴(21=17番)、仲宗根澄香(33=12番)、T・チェーングラブ(30=13番)。2アンダーには青木瀬令奈(32)金澤志奈(30=14番)ら3人がつけている。
トップに立っている小林は「フェアウエーを外したのは2、3回ぐらい」と言ったが、距離が長く、ラフが100ミリ以上のコースに、選手は「フェアウエーキープが何より重要」と、口を揃える。