ドジャース大谷翔平はタイトル獲得へのヒリヒリする10連戦へ…13日からジャイアンツと直接対決
大谷翔平(31)のドジャースが日本時間13日から敵地サンフランシスコで宿敵ジャイアンツと3連戦を行う。
この日の初戦は前回7日のオリオールズ戦で9回2死から無安打無得点を逃した山本由伸(27)が中5日で登板し、サイ・ヤング賞3度のベテラン右腕バーランダー(42)と投げ合う。
12日現在、地区優勝マジック13が点灯しているドジャースは2位パドレスと2.5ゲーム差。3位ジャイアンツとは8ゲーム差をつけているものの、今回の3連戦の他、19日からは本拠地ドジャースタジアムでの4連戦が組まれている。
ジ軍を率いるのはア、ナ両リーグで計3度の最優秀監督賞受賞経験があるボブ・メルビン監督(63)。現役指揮官では屈指の名将が、7試合を残す直接対決で同地区のライバルに易々と優勝を許すはずがない。
今週から来週にかけての直接対決を勝負所とみて、ウェブ(14勝9敗、防御率3.12)、レイ(11勝6敗、防御率3.32)のエース右腕2人を短い登板間隔で起用するなど、逆転優勝、4年ぶりのポストシーズン進出に向けて何らかの策を講じてくるのは必至。当然、相手バッテリーのマークが厳しくなる大谷には、リーグ3位のチーム防御率3.76と強力なジ軍投手陣攻略が求められる。